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グレートデンは優しい巨人!性格や寿命、価格とブリーダーもご紹介!

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超大型犬として知られるグレートデン。

すらりと引き締まった体と堂々とした風貌が魅力的で、世界中の愛犬家に人気の犬種です。

日本においても比較的上位にランクインするほどの人気で、気になっている方も多いのではないでしょうか。

今回は、このグレートデンの性格や寿命、価格とブリーダー、注意するべき病気などについて詳しくみていきましょう。

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グレートデンってどんな犬?

グレートデン

グレートデンはドイツ原産の犬種で、ドイツ国内での正式名称は“ドイチェン・ドッゲ”です。

いまやドイツの国犬に指定されるほどドイツを代表する犬です。

 

グレートデンの祖先はマスティフであると考えられており、17世紀頃に遊牧騎馬民族であるアラン人がヨーロッパに持ち込んだと言われています。

当時はイノシシ猟に利用されていたようですが、その後、ドイツの土着の犬と交雑した個体が飼育目的や毛色などによっていろいろなタイプに分かれていきました。

猟犬としてだけでなく軍用犬など幅広い分野で活躍していったのです。

 

さて、“グレートデン”は“大きな”“デンマーク”という意味ですが、この名前の由来は18世紀に出版された著書がきっかけです。

フランスの博物学者であるビュフォンが著した『一般と個別の博物誌』に、当時まだ名のないグレートデンが“le Grand Danois(デンマークの大きな犬)”と紹介され、それを百科事典編纂者であるウィリアム・スメリーによって“Great Dane”と英訳されたことによりグレートデンと呼ばれるようになりました。

 

先ほども述べたとおり原産国ドイツでは“ドイチェン・ドッゲ”と呼ばれていますが、ドイツ以外の国では“グレートデン”という名が定着していったのです。

因みに、日本に渡ってきたのは明治時代と言われています。

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体の特徴

それでは、グレートデンの特徴についてみていきましょう。

 

グレートデンは非常に大型の犬で、体高がメスは71~76cm、オスは76~100cm程度、体重がメスは45~54kg、オスは54~90kg程度にもなります。

体長と体高がほぼ同じで、短毛であるため筋肉質で引き締まった体つきがはっきり分かります。

 

力強くゆっくり歩く姿が美しく優雅な雰囲気を漂わせます。

その大きさと力強さから、“犬の中のアポロン神”と呼ばれています。

 

目は中程度の大きさで窪んでおり、両目の間には細長く明確なストップがあります。

口吻は比較的大きく、歯は強く発達しており咬合はシザーズバイト(鋏状咬合)になります。

耳は本来は垂れ耳ですが、アメリカでは一般的に断耳されるため立ち耳で長く尖っています。

これはショードッグとして外観を重視するためで、ヨーロッパの国々では断耳されることはほぼありません。

尻尾については細長く垂れ下がっています。

 

被毛は、柔らかく光沢のある短毛です。

毛色についてはブラックとブルー、フォーン、ブリンドル、ハールクインの5色が認められています。

フォーンとは茶色地で顔周りが灰色であるもの、ブリンドルはタイガーストライプとも言われ、茶色と黒色が縞のように混じりあったもの、ハールクインとは白色地に黒色斑点が不規則に入っているものです。

毛色として認められていない個体もいるようですが、それらについての繁殖は禁止されています。

グレートデン

 

寿命

なお、グレートデンの平均寿命は6~8歳と、大型犬の中でも非常に短命です。

短命の理由については後ほどご説明しますが、グレートデンが10年以上生きることはほとんどないと言われています。

 

性格

次に、グレートデンの性格についてみていきましょう。

 

グレートデンは超大型犬で力強さを感じる犬種ですが、その性格は優しく穏やかです。

友好的で忍耐強いため、知らない人間や他種の動物とも優しく控え目に接することができます。

それゆえ、“優しい巨人”と呼ばれることもあります。

 

飼い主に対しても従順で服従心が強いため、飼育しやすい犬種と言って良いでしょう。

ただ、そうはいっても彼らは超大型で力が強いです。

しつけが十分に行われないと力で制御できない場合があるので注意しましょう。

また、甘えん坊な一面もあるため、飼育する場合はできるだけ家族と密にコミュニケーションをとるようにしましょう。

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グレートデンの値段やブリーダーは?

日本においても人気犬種であるグレートデンですが、購入する場合は専門のブリーダーを探すことになります。

人気とはいえ大型犬なのでペットショップで販売されることはほぼありません。

子犬の価格については20~50万円程度、平均40万といったところでしょう。

血統や毛色、性別、断耳処理などによって価格が大きく変わっていきますので、自分がどういった子犬を飼いたいかしっかり考えていきましょう。

 

因みに、ショードッグ用となると100万円以上になることがあります。

グレートデンは飼育を始めてからも維持・管理費に多くの費用がかかりますので、ある程度余裕のある家庭でないと飼育は難しいかもしれません。

 

グレートデンのブリーダー情報はこちら!⇒https://www.dogoo.com/cgi/wssn/wssn_sdg.cgi?category=231gden

 

飼育にかかる費用

グレートデン

グレートデンは大型犬なので、飼うための設備や餌代などの費用が他の犬に比べると高額になってしまいます。

具体的な費用例としては、

・ケージ...20,000~100,000円

・首輪、リード...3,000~5,000円

・トイレ用品...トレー10,000円+シート毎月6,000円

・滑り止めなどの床材...30,000~50,000円

・ケア用品(ブラシ、シャンプーなど)...5,000円

・餌、おやつ代...毎月15,000~30,000円

・狂犬病やフィラリアの予防接種など...毎年10,000~20,000円

といった費用がかかることが考えられます。

 

また、ケガや病気をしてしまった際も大型犬の医療費は高額になりがちですので、費用面でもよく考えたうえで飼うようにしてくださいね。

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しつけのポイント

さて、しつけについては、グレートデンは従順で賢いためしつけやすい犬種です。

とはいえ、大型犬である彼らを中途半端にしつけてしまうと大きくなってから手に負えなくなってしまいます。

子犬のうちから服従訓練は手を抜かず徹底させましょう。

 

万一の事故が起こらないようにしっかりしつけをする必要はありますが、強い口調で怒ったり体罰をする必要はありません。

行き過ぎた叱責は、体調不良を起こす原因にもなってしまいます。

うまくいったときは優しく褒めてあげたり、オヤツを与えてあげるなど愛情をもって接するようにしましょう。

 

飼育する際の注意点

グレートデン

さて、グレートデンは、とにかく大きな犬です。

もし飼育を始めた場合、どのような点に注意をしていけば良いのでしょうか。

飼育スペースも食費などの飼育費用もかなり必要となりますが、家族として迎え入れた以上、常に優しくおおらかな気持ちで接してあげてください。

 

飼育スペース

まず、グレートデンを迎え入れるには十分な飼育スペースが必要となります。

体の大きさに見合うケージも必要です。

甘えん坊で人と常に一緒にいたいタイプなので、基本的には室内で、自由に動き回れる環境を作ってあげることが大切です。

 

動物病院

そして、購入前に気をつけることがあります。

グレートデンのような超大型犬は、動物病院によっては診察を断るケースがあります。

近くに超大型犬を診てくれる動物病院があるかどうか、事前に確認をとったうえで飼育を始めてください。

 

柔らかいクッションやマットを敷く

体重も50kg前後あるため、固い場所で寝ると脚や胸にタコができることがあります。

寝床には柔らかいクッションや体圧分散マットなどを敷くようにしましょう。

脚を痛めないためにも、フローリングには絨毯を敷いたり滑り止めを塗ったりといった配慮も必要です。

 

運動

運動については1日2回、1~2時間程度を理想とします。

生後10ヶ月くらいまでは骨格が完成されていないため運動は控えめにする必要がありますが、大人になってからは健康のためにも十分運動させるようにしましょう。

 

被毛のお手入れ

被毛のお手入れについては、短毛であるため手がかかりません。

週に1回ブラッシングする程度で問題ありませんが、被毛が汚れた際には濡れタオルで拭いてあげてください。

 

グレートデンがかかりやすい病気

グレートデン

グレートデンは先ほども述べたように短命です。

グレートデンのような超大型犬は体の大きさに比べて内臓が小さいために、十分に酸素や栄養が体内に行きわたらず内臓に負担がかかってしまうのです。

特に、グレートデンは内臓の働きが未熟であると考えられており、普通に生活しているだけでも負担がかかり、それだけで寿命を縮める原因となっています。

 

そして、グレートデンが短命であるもう一つの理由は病気です。

最後に、気になる病気についてお話ししましょう。

 

胃捻転

グレートデンのような胸の深い大型犬は、胃捻転や胃拡張を発症しやすいと言われています。

胃捻転とはガスが溜まることによって胃が捻じれ、周りの臓器を圧迫されて壊死してしまう病気です。

血管も捻転して血流が止まり、すぐに処置をしないと死に至る大変緊急性のあるものです。

発症したらすぐさま動物病院へ連れて行き、手術を行う必要があります。

 

食後しばらくしたら、

・お腹が膨れてきた、何度も吐こうとする、落ち着きがない、大量によだれを垂らす、腹痛

といった症状がみられた場合は、一刻も早く動物病院へ行きましょう。

 

胃捻転を防ぐためには、食事に対して常に配慮しなければなりません。

具体的には、

・食事の前後1時間は無理な運動をさせずに安静にする、ドカ食いを防ぐために食事を1日3回に分ける、首が水平に近い状態で食べられるようにエサ台を調整する

などです。

 

グレートデンは胃捻転の発症率が高いので、より細心の注意が必要です。

食後1時間程度は愛犬の様子を見て、異変がないかよく観察しましょう。

 

肥大性骨形成異常

他にかかりやすい病気としては、肥大性骨形成異常が挙げられます。

肥大性骨形成異常とは、脚の関節に炎症が起きる病気で、生後4か月から8カ月の成長期である時期にかかりやすいと言われています。

 

具体的な症状としては、

・元気がなくなる、食欲不振、高熱が出る、関節を触ると痛がる、立てない

といったものが見られます。

 

原因は、遺伝や成長期の栄養によるとも言われていますが、未だ肥大性骨形成異常の詳しい原因は不明とされています。

各症状を抑える治療しか出来ませんが、上記のような異常が見られた場合は早めに病院へ連れていきましょう。

 

ウォブラー症候群

ウォブラー症候群とは、超大型犬によく見られる病気で、成長期に見られる脊椎の形成異常や、中高年の犬の慢性の椎体不安定のことです。

頸部脊椎症、頸部脊椎すべり症、頸部脊椎形成異常、頸部脊椎不安定症、などと呼ばれることもあります。

原因としては、外傷や栄養不足などもあるそうですが、特に遺伝的な要素が強いとされています。

 

具体的な症状としては、

・首を動かすと痛がる、頭や首を撫でられることを嫌がる、頭を上げず下げたままでいる、歩き方がヨロヨロとしている、四肢が麻痺する、後脚がフラフラする

といった運動障害が見られます。

 

ウォブラー症候群は進行すると、最悪の場合歩けなくなってしまう可能性もある怖い病気です。

症状が軽度である初期の段階で発見し、早期に治療を受けることが大切です。

 

心疾患

心疾患とは、具体的に拡張型心筋症、三尖弁閉鎖不全症などが挙げられます。

これらは、心臓がうまく収縮できなくなることで、正常に血液が全身に回らなくなる病気です。

 

初期段階は元気がなくなって、遊んだり運動することに興味を示さなくなります。

さらに進行していくと、食欲がなくなって体重が減少したり、呼吸困難を起こしたりします。

また、お腹に水が溜まることによって腹部の膨張も起こります。

幼犬のうちから発症することもあるので、動物病院での定期検査は必ず行いましょう。

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骨肉腫

最後に、超大型犬に多い病気として骨肉腫も挙げられます。

骨肉腫とは、骨に出来るガンのことです。

顎や頭蓋骨、肋骨にも発症しますが、前足に発症することが多いようです。

 

骨肉腫の症状としては、

・足に硬い不自然な膨らみ、足を引きずる、歩くのを嫌がる、元気がなくなり運動が減る

といったものがあります。

 

骨肉腫にかかると、高確率で肺に転移してしまうため余命は数カ月から1年と言われています。

早期発見の為には、ひざの周辺や足の先端に不自然な膨らみが無いか、定期的にチェックするようにしましょう。

 

股関節形成不全

そして、大型犬に多いのが、股関節形成不全という病気です。

股関節形成不全とは、太ももの骨と骨盤を結合させる股関節の形が異常である状態です。

子犬の頃は目立った症状がなく、成長とともに異常が見られ病気に気づくことが多いようです。

 

股関節形成不全になると、

・後ろ足をうまく折たためない、スキップやウサギ跳びのような動き、歩行時に腰が左右に揺れる

といった症状が見られます。

 

先天的な要因が7割を占める病気なので、ブリーダーから購入する際には親犬がこの病気にかかっていないかあらかじめ確認すると良いでしょう。

また、先天的なものが要因でなくても、室内犬はフローリングで滑るなどして脚を痛めることが多いです。

カーペットを敷いたり滑り止めを塗ったりして、脚の負担を減らしましょう。

 

まとめ

グレートデンはドイツ原産の超大型犬で、体高76cm体重54kgほどの大きさになります。

力強くも優しく穏やかな性格で、“優しい巨人”と呼ばれることもあります。

 

体が大きく威厳のある容姿でありながら、穏やかで友好的なグレートデン。

家族として迎え入れることができたら、とても頼もしく安らぎを与えてくれる存在となることでしょう。

購入価格が高く、維持費も高いという意味では軽々しく飼いたいなどとは言えませんが、一度は飼育してみたい犬種かもしれませんね。

 

ただ、大型犬特有の注意すべき病気もいくつかあります。

いずれの病気も、発症したら何かしらの異変が起こります。

ちょっとでも愛犬の様子がおかしいと感じたら、できるだけ早く動物病院を受診しましょう。

また、早期発見できるよう、最低でも年1回は定期検査を行ってください。

 

もし飼育をすると決めた場合は、是非最後まで責任を持って育ててください。

長くは生きられない分、彼らには笑顔あふれた幸せな毎日を送ってほしいものです。

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