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アイリッシュセッターは美しき猟犬!その性格、価格やブリーダーは?

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犬を飼い始めたら、いつかは愛犬をドッグショーに出してみたいと思っている方も多いでしょう。

ドッグショーとは、犬の姿や形を審査する“品評会”のことで、犬種ごとに審査されより理想に近い犬が選出されます。

そんなドックショーでお馴染なのはアイリッシュセッター。

アイリッシュセッターは見た目が美しく、愛犬家の間でも人気の犬種なのです。

今回は、そんなアイリッシュセッターの性格や特徴、価格や飼う際の注意点について詳しくみていきたいと思います。

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アイリッシュセッターってどんな犬?

アイリッシュセッター

出典:wikimedia

アイリッシュセッターはアイルランド原産の猟犬です。

アイリッシュセッターは、狩猟のために運動能力がある大型犬を作り出そうという目的で、人為的に作りだされた犬種なのです。

“セッター(setter)”とは犬が獲物の前で伏せの姿勢をとるという意味で、その姿勢をとることでハンターに獲物の位置を知らせます。

1700年代頃から活躍していたと言われ、はっきりとした起源は分かってはいないもののスパニエルやアイリッシュテリア、ポインター、他種のセッターを掛け合わせて作りだされたようです。

アイリッシュセッターは、狩猟のために運動能力がある大型犬を作り出そうという目的で、人為的に作りだされた犬種なのです。

 

初期のアイリッシュセッターは、毛色が赤色にところどころ白色が混ざっていましたが、現在日本やアメリカでは赤毛の単色のみをアイリッシュセッターとして認めています。

因みに、赤色や白色が混ざった個体は“アイリッシュ・レッド・アンド・ホワイト・セッター”という別犬種に分類されますが、原産国アイルランドやヨーロッパの国々ではこちらもアイリッシュセッターとして認めているようです。

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体の特徴

さて、それではアイリッシュセッターの特徴についてご説明しましょう。

 

アイリッシュセッターの平均体高はメスが62cm、オスが67cm程度で、平均体重はメスが27kg、オスが32kg程度です。

体高、体重を見て分かる通り、大型犬に分類されている種です。

 

毛色については先ほど赤毛と書きましたが、正確には“マホガニーレッド”と呼ばれる光沢のある赤茶色です。

アイリッシュセッターの毛はシングルコートで、耳や脚の後ろ側、前胸部や腹部、尻尾に長い飾り毛があるのが特徴です。

アイリッシュセッター

耳は長く垂れ下がっており、体はスリムな骨格であるうえに筋肉質で引き締まっています。

運動能力に優れ、狩猟目的で作られたこともあり1日に100km以上走るほどの持久力を持ちます。

 

そんな引き締まった体と美しい毛に魅了され、今では狩猟よりもドッグショー目的で飼育する方が多いようです。

 

寿命

アイリッシュセッターの寿命については、だいたい13年前後と言われています。

大型犬としては比較的長生きする犬種ですね。

 

性格

次に、アイリッシュセッターの性格についてみていきましょう。

 

アイリッシュセッターは人懐っこく社交的な性格で、少々子どもっぽくやんちゃな部分もあります。

 

他種の犬や動物、子どもとも仲良く接することができますが、やんちゃゆえに時には乱暴に見える行動がみられますので、飼い主は子どもなどと遊ばせる際には注意深く見守るほうが良いでしょう。

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アイリッシュセッターの価格やブリーダーは?

アイリッシュセッターを飼ってみたいという方はブリーダーを探してみてください。

日本ではまだアイリッシュセッターは繁殖頭数が少なく、ペットショップで販売されることはほとんどないのです。

ブリーダーにもよりますが、子犬は20万円前後で購入できるでしょう。

 

アイリッシュセッターのブリーダー情報はこちら!https://www.dogoo.com/cgi/wssn/wssn_sdg.cgi?category=01isetter

 

飼育にかかる費用

アイリッシュセッター

アイリッシュセッターは大型犬なので、飼うための設備や餌代などの費用が他の犬に比べると高額になってしまいます。

具体的な費用例としては、

・ケージ...20,000~100,000円

・首輪、リード...3,000~5,000円

・トイレ用品...トレー10,000円+シート毎月6,000円

・滑り止めなどの床材...30,000~50,000円

・ケア用品(ブラシ、シャンプーなど)...5,000円

・餌代...毎月15,000~30,000円

・狂犬病やフィラリアの予防接種など...毎年10,000~20,000円

といった費用がかかることが考えられます。

 

また、病気や怪我をしてしまった時も大型犬の医療費は高額になりがちですので、費用面でもよく考えたうえで飼うようにしてくださいね。

 

しつけのポイント

次に、しつけについてのポイントをご紹介します。

 

アイリッシュセッターは、飼い主に対しての忠誠心が強く利口であるため、一度しっかりとしつけを行えば素晴らしい関係性が築けるでしょう。

ただ、やんちゃで好奇心旺盛なので、しつけには少々てこずる部分もあるようです。

とはいえ、一度覚えたことは忘れないほどの賢さがあります。

しつけは根気強く続けていきましょう。

 

アイリッシュセッターは飼い主に対しての忠誠心が強く利口なので、教えたことはどんどん覚えていきます。

しかし、感受性が強く繊細な一面もありますので、あまり厳しいしつけは良くないとされています。

良いことをしたら褒めたりオヤツなどのご褒美をあげたりするなど、出来るだけポジティブなしつけを行っていきましょう。

 

幼犬の頃から一貫したしつけを行い、早いうちに飼い主との信頼関係を築くことが大切です。

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飼育する際の注意点

もし、アイリッシュセッターを飼育しようとなった場合、いくつかの注意点があります。

 

運動量

次に、気をつけるべきことは運動量です。

アイリッシュセッターは猟犬なので、十分な運動量を必要とします。

運動不足になるとストレスが溜まり、問題行動を起こしてしまう可能性がありますので、少なくとも1日2回、1時間程度の散歩を行うようにしてください。

 

とにかくエネルギーに満ち溢れているので、時にはドッグランで走らせたり水泳をさせるなど、思いっきり遊ばせる機会を作ってあげると良いでしょう。

 

被毛のお手入れ

もう一点、注意すべきは被毛のお手入れです。

アイリッシュセッターの毛は長く、放っておくと絡まってしまうことがあります。

艶のある美しい毛を保つためにも、週に2回は丁寧にブラッシングしてあげると良いでしょう。

 

ちなみに、彼らの毛はシングルコートなので寒さに弱いです。

冬場は室内を暖かく保つなど、飼育環境により一層気を配ってください。

 

アイリッシュセッターがかかりやすい病気

アイリッシュセッター

次に、アイリッシュセッターがかかりやすい病気についてもお話ししておきます。

 

皮膚病

まず、アイリッシュセッターは皮膚病になりやすい犬種です。

長い毛を不潔にしたままにしておくとトラブルを起こしやすいので、前述したようにまめにブラッシングをしたり定期的にシャンプーをするなどして清潔を保つようにしましょう。

 

特にアレルギー性、アトピー性皮膚炎には要注意です。

ダニなどのハウスダストが要因となるので、飼育する部屋もこまめに掃除しましょう。

 

外耳炎

また、垂れ耳のため蒸れて汚れやすく外耳炎にもなりやすい犬種です。

週1回は耳をチェックして外耳をこまめに拭いてあげてください。

もし、耳の内側部分が赤く腫れていたり異臭がするようなことがあれば、早めに動物病院へ行きましょう。

 

進行性網膜萎縮症、てんかん

他にかかりやすい病気として、進行性網膜萎縮症、てんかんが挙げられます。

これらはいずれも遺伝的要因の強い病気で、アイリッシュセッターはこのような遺伝性の疾患が多い犬種と言われています。

これは、純血統を守るために近親交配を繰り返してきた結果で、他の純血統の犬種にも見られることです。

 

さて、進行性網膜萎縮症とは、網膜に異常が起きて視力が低下し、最終的に失明してしまう病気です。

散歩の際に、物などにぶつかることが多くなったりしたら進行性網膜萎縮症を疑ってみましょう。

愛犬がこの遺伝子を持っていないか気になる方は、早期に遺伝子検査を行うと良いでしょう。

もし、進行性網膜萎縮症の因子を持っていることが分かった場合、この病気を引き継がないためにも子を作ることは絶対にやめてください。

 

てんかんについても、遺伝性のものは原因不明なので予防方法がありません。

薬でコントロールする必要がありますので、発症したらすぐに動物病院を受診し、毎日の観察を怠らないようにしましょう。

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甲状腺機能低下症

さらに、アイリッシュセッターは甲状腺機能低下症を発症する危険性が高いことが報告されています。

甲状腺機能低下症とは、甲状腺機能が低下して、甲状腺ホルモンが正常に出なくなってしまう病気です。

 

こちらも残念ながら予防方法がないので、

・左右対称の脱毛、尾の毛が抜ける、皮膚の乾燥、元気がない、体重の増加、寒さに弱くなる

などの症状が見られたら、早めに病院を受診して確認してください。

 

股関節形成不全

アイリッシュセッターは大型犬特有の股関節形成不全にもなりやすいです。

股関節形成不全とは、太ももの骨と骨盤を結合させる股関節の形が異常である状態で、大型犬に多い病気です。

子犬の頃は目立った症状がなく、成長とともに異常が見られ病気に気づくことが多いです。

 

先天的な要因が7割を占める病気なので、ブリーダーから購入する際には親犬がこの病気にかかっていないかあらかじめ確認すると良いでしょう。

また、先天的でなくても滑りやすい床で生活するなど環境が悪いと発症することがあります。

室内で大型犬を飼育する際には、滑り止めの床材を敷くなどくれぐれも注意しましょう。

 

胃捻転

他にも、アイリッシュセッターは胃捻転になる危険性もあります。

胃捻転も、大型犬にはよく見られる病気の1つです。

 

胃捻転とは、胃が捻転してガスが溜まることで周りの臓器を圧迫し、胃や周りの臓器が壊死したり血液の循環が悪くなったりする病気のことです。

症状が現れたらすぐに処置をしなければならないほど緊急性の高いもので、死亡率および再発率が高いです。

 

胃捻転の原因には、

・早食い、食後すぐの運動、ストレス、加齢

などが挙げられます。

 

大型犬は深い胸を持っているため、胃の中のガスを吐きだすことが難しいため、特に発症しやすいと言われています。

食後しばらくしたら、

・お腹が膨れてきた、何度も吐こうとする、落ち着きがない

といった症状がみられた場合は、一刻も早く動物病院へ行きましょう。

 

胃捻転を防ぐためにも、食後すぐの散歩は避け、1日の食事は2~3回に分けるようにしましょう。

アイリッシュセッター

 

まとめ

アイリッシュセッターはアイルランド原産の大型犬で、体高65cm体重30kgほどの大きさになります。

基本的には、人懐っこく社交的で、少々子どもっぽくやんちゃな性格をしています。

 

アイリッシュセッターが長い毛をなびかせながら走る姿は優雅で美しく、愛嬌もあることから一度は飼ってみたいと憧れる方も多いことでしょう。

しかし、その美しさを保つためには日頃のお手入れがかかせません。

 

当然ながら、しっかりとしたしつけも必要とされます。

犬本来の美しさを引き出せるかどうかは、飼育する人間次第で大きく変わるのです。

美しさを保ち、より快適な生活を送ることができるよう、深い愛情を持って接していってください。

 

胃捻転などの病気にも罹らないよう、飼育環境、食事の与え方には十分に気をつけていきましょうね。

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