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シェットランドシープドッグ(シェルティ)は忠実で賢い!性格、価格やブリーダーは?

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“シェルティ”の愛称で親しまれているシェットランドシープドッグ。

牧羊犬として活躍していた犬種ですが、日本においても2017年の登録数が1874頭、順位でいうと25位と家庭犬としても人気です。

優しい顔つきとフサフサの毛がとても魅力的ですよね。

今回は、このシェットランドシープドッグの性格や特徴、価格やブリーダー、注意するべき病気などについて詳しくみていきたいと思います。

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シェットランドシープドッグってどんな犬?

シェットランドシープドッグ(シェルティ)

シェットランドシープドッグは、イギリス・スコットランド地方の北東にあるシェットランド諸島が原産で、この地で牧羊犬として活躍していました。

スピッツやコリー、スパニエルなどを交配させて生み出された犬種で、同じようにスコットランド地方で牧羊犬として活躍していたラフ・コリーやボーダー・コリーと起源が同じと考えられています。

 

亜寒帯に位置するシェットランド諸島は気候が厳しく、作物が育ちにくい環境であるため食糧が乏しく多くの家畜が小型化していきました。

そのような環境に適応したため、シェットランドシープドッグはボーダー・コリーなどと異なり小柄です。

牧羊犬としての役割も、ボーダー・コリーが羊の群れを誘導するのに対し、家畜や外敵が牧草地に隣接する畑を荒らさないように番をする役割だったと言われています。

 

そんなシェットランドシープドッグは、19世紀後半、シェットランド諸島を訪れていたイギリス兵士によってイギリス本土に持ち帰られます。

そしてラフ・コリーとの交配が行われ、外見が似るとともに大型化してしまいました。

そのため、その後キング・チャールズ・スパニエルやポメラニアンなどと交配を重ね元のサイズに戻し、同時に美しく愛らしい容姿を高めていきました。

当時はシェットランド・コリーという名前で呼ばれていましたが、これにラフ・コリーの団体が異議を唱えたためシェットランドシープドッグという名前に変更されることとなったのです。

 

20世紀になってようやく現在の姿が定着し、その美しさと親しみやすさから世界中で人気の犬種となりました。

今では牧羊犬として飼育されることはほとんどなく、家庭犬として親しまれています。

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体の特徴

それでは、シェットランドシープドッグの特徴についてみていきましょう。

 

シェットランドシープドッグは、体高がメスは33~37cm、オスは35~39cm程度、体重がメスは6~8kg、オスは7~10kg程度で小型犬に分類されています。

体の大きさについてはいまだにはっきり決まっておらず、日本においてのスタンダードは理想体高がメスは35.5cm、オスは37cm、理想体重がオスメスともに10kg前後としています。

 

シェットランドシープドッグは体高よりも体長がやや長く、筋肉質で引き締まった体つきをしています。

牧羊犬として活躍していただけあって、運動能力および判断能力に優れています。

長い鼻にアーモンド型の目、大きな耳は立っており耳先が前に折れ曲がっているのが理想とされています。

 

シェットランドシープドッグにはイギリスタイプとアメリカタイプが存在しますが、イギリスタイプは華奢アメリカタイプは四肢が太くしっかりとした体をしています。

日本で飼育されているのはほとんどがアメリカタイプのようです。

 

被毛はダブルコートで、硬く長い上毛と柔らかく密生した下毛から成ります。

首まわりから胸、尻尾には豊富な飾り毛があり、全体的にフサフサした印象があります。

毛量については一般的にメスよりもオスのほうが多いです。

シェットランドシープドッグ(シェルティ)

毛色については、日本ではセーブル、トライ、ブルーマール、バイブラック、バイブルーの5つが認められています。

ブルーマールは美しさと珍しさから人気ですが、この毛色の個体が持つマール遺伝子には色素を欠乏させる働きがあります。

このマール遺伝子を持つ個体同士を交配させると、弱視や内臓疾患などの障害を持つ子どもが生まれる危険性があるため注意が必要です。

 

寿命

シェットランドシープドッグの平均寿命は、12~13歳と言われています。

ですが、健康に気を付ければ16歳近くまで生きる個体もいるようです。

 

ラフ・コリーとの見分け方

なお、シェットランドシープドッグに似ている犬種としてラフ・コリーが挙げられますが、大きな違いと言えば体の大きさです。

シェットランドシープドッグが小型犬であるのに対し、ラフ・コリーは大型犬です。

体のバランスも異なり、毛色や性格も違うため、それらを見ることで区別することができます。

シェットランドシープドッグ(シェルティ)        

シェットランドシープドッグ                                     ラフ・コリー

 

性格

次に、シェットランドシープドッグの性格についてご説明します。

 

シェットランドシープドッグは活発な犬種ですが、優しく飼い主に対して忠実で愛情深い性格をしています。

賢く責任感が強いため、飼い主の言うことを守り期待に応えようとします。

 

感受性が強く警戒心が強い一面もあるため、知らない人間に対して強く吠えることがあります。

そういう意味では番犬に向いていると言えるでしょう。

 

子どもや他種の犬に対しても警戒してしまうことがあるので、子どものいる家庭で飼育する際にはじっくりと慣らしてあげましょう。

家族として受け入れることができれば非常に愛情深く接してくれます。

賢いためしつけもしやすいので、初心者の方でも飼育することが可能です。

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シェットランドシープドッグの価格やブリーダーは?

もしシェットランドシープドッグを飼育したいという場合は、ブリーダーからでもペットショップからでも購入することができます。

 

子犬の価格は15~25万円程度ですが、血統および毛色によって価格が変わります。

珍しいブルーマールやバイブラックの毛色をもつ子犬は30万円以上することもあるので、自分好みの子犬を選ぶようにしてください。

ただ、購入前にコリー眼異常など遺伝性疾患を持っていないかどうか必ず確認するようにしましょう。

 

シェットランドシープドッグのブリーダー情報はこちら!https://www.dogoo.com/cgi/wssn/wssn_sdg.cgi?category=12ssheep

 

飼育にかかる費用

シェットランドシープドッグ(シェルティ)

シェットランドシープドッグを飼育していくにはどれくらいのお金がかかるでしょうか?

ざっくりとした目安例としては、

・ケージ、サークル...10,000~20,000円

・首輪、リード...3,000~5,000円

・トイレ用品...トレー3,000円+シート毎月6,000円

・滑り止めなどの床材...30,000~50,000円

・ケア用品(ブラシ、シャンプーなど)...5,000円

・トリミング代...1回6,000~10,000円

・餌、おやつ代...毎月8,000~15,000円

・狂犬病やフィラリアの予防接種など...毎年10,000~20,000円

といった費用がかかることが考えられます。

 

また、骨折などのケガや病気をしてしまった時や避妊手術を受ける際は、その時々で治療費もかかります。

長い目で見た費用面でも、よく考えたうえで飼うようにしましょうね。

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しつけのポイント

まず、シェットランドシープドッグは賢いためしつけは大変ではありません。

ですが、よく吠える犬種で吠え声も大きいため、住宅地で飼育する際には無駄吠えをしないようによく教え込む必要があるでしょう。

 

昔から人間とともに暮らし関わりを大事にしているので、基本的には室内で飼育してください。

また、警戒心が強いため、子犬のうちからさまざまな人間や犬と触れ合わせて社会性を身につけさせましょう。

 

飼育する際の注意点

シェットランドシープドッグ(シェルティ)

もしシェットランドシープドッグを飼育することになった場合、どのような点に注意する必要があるのでしょうか。

 

運動量

運動量についてですが、シェットランドシープドッグはとても体力があり動くことが大好きなので、毎日十分な散歩をしてあげてください。

散歩時間は1日1時間以上を目安とし、散歩以外にもボールやフリスビーを使った遊びを取り入れると良いでしょう。

時にはドッグランなど広い場所で思い切り走らせてあげるとストレス発散になるのでおすすめです。

 

被毛のお手入れ

被毛のお手入れは、ダブルコートで抜け毛が多いため頻繁に行う必要があります。

長いうえに毛量が多いため、放っておくと絡まって毛玉になってしまいます。

ブラッシングは可能な限り毎日行い、換毛期にはさらに抜け毛が多くなりますので注意しましょう。

皮膚を清潔に保つために、シャンプーも月1回程度行ってくださいね。

 

シェットランドシープドッグがかかりやすい病気

シェットランドシープドッグ(シェルティ)

最後に、シェットランドシープドッグがかかりやすい病気についても触れておきましょう。

 

甲状腺機能低下症

シェットランドシープドッグは、甲状腺機能低下症にかかりやすいと言われています。

この病気は甲状腺ホルモンが不足することにより起こる内分泌疾患です。

発症すると、

・元気がなくなる、皮膚が乾燥する、痒みの伴わない左右対称の脱毛、体重の増加、寒さに弱くなる

などの症状があらわれます。

 

高齢になると発症する確率が高くなり、完治ができないため投薬による治療を続けることになります。

愛犬に少しでも前述したような症状が見られた場合は、できるだけ早く動物病院を受診しましょう。

 

角膜ジストロフィー、コリーアイ症候群

また、遺伝性疾患として角膜ジストロフィー、コリーアイ症候群が挙げられます。

コリーアイ症候群とは、視神経や網膜の発達異常が原因で起こる病気です。

軽度の場合は無症状ですが、重症化すると網膜剥離や眼内出血などを起こして、最悪の場合失明してしまいます。

早期発見のためにも、定期的に眼科検診も行うと良いでしょう。

 

また、もし愛犬がコリーアイ症候群にかかっていることが分かった場合は、くれぐれも繁殖を行わないように気をつけてください。

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てんかん

てんかんにも注意する必要があります。

てんかんは、急に体が震えだし発作を起こす病気です。

てんかんについても、遺伝性のものは原因不明なので予防方法がありません。

薬でコントロールする必要がありますので、発症したらすぐに動物病院を受診し、毎日の観察を怠らないようにしましょう。

 

皮膚病、外耳炎

シェットランドシープドッグは、アレルギー性皮膚炎などの皮膚病や外耳炎にもなりやすい犬種です。

長い毛を不潔にしたままにしておくと、皮膚病を起こしやすくなります。

皮膚疾患は日頃のお手入れ方法、飼育環境によって発症する恐れがあるので、常に被毛を清潔に保ち快適に生活できるよう配慮しましょう。

 

また、外耳炎の予防のために、週1回は耳をチェックして外耳をこまめに拭いてあげてください。

もし、耳の内側部分が赤く腫れていたり異臭がするようなことがあれば、早めに動物病院へ行きましょう。

 

 

いずれにしても、愛犬に何らかの異変を感じた場合はすみやかに動物病院を受診しましょう。

愛犬が健康でいるためには、常日頃から環境を整え飼い犬を観察することが大切なのです。

 

まとめ

シェットランドシープドッグはイギリス原産の小型犬で、体高37cm体重8kgほどの大きさになります。

賢く飼い主に対して忠実な性格で、警戒心が強いことから番犬向きな犬と言えるでしょう。

 

愛らしい姿と優しく飼い主に忠実である性格を考えると、世界中で人気があるというのも納得ですね。

小型犬であるため、現在の日本の住宅環境でも非常に飼育しやすい犬種と言えるでしょう。

 

一度は飼育してみたいと思っている方も多いと思います。

日々のお世話は少々大変かもしれませんが、それは愛犬との大切なコミュニケーションの時間です。

家族に迎え入れると決めた方は、是非最後まで責任を持って大切に育てていってくださいね。

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