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キースホンドはオランダの人気犬!性格や特徴、しつけと気になる病気もご紹介!

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オランダの国犬として指定されているキースホンド。

日本においてはほとんど販売されることがないため、知らないという方も多いかもしれません。

キースホンドはスピッツ系の犬種で、非常に飼育しやすい家庭犬として多くの方々に愛されています。

今回は、このキースホンドの性格や特徴、価格やブリーダー、気になる病気について詳しくみていきたいと思います。

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キースホンドってどんな犬?

キースホンド

キースホンドはオランダ原産の犬で、起源はオランダの運河で停泊する船の番犬(はしけ犬)であったと言われています。

冒頭でも述べたように、キースホンドはスピッツ系の血統を持ち、フィニッシュスピッツやチャウチャウ、ポメラニアン、サモエドなどが掛け合わされて作り出されたと考えられていますが、はっきりとしたことは分かっていません。

 

キースホンドの名前の由来には諸説あり、18世紀のフランス革命時、オランダ愛国党の党首であった“キース・ド・ゲスラー”からとったという説や、キースホンドが番犬だったことからオランダ語で“咬む”という意味の“ケーゼン”に由来するという説があります。

 

キースホンドはフランス革命の影響を受けて絶滅の危機に瀕した時期もありますが、バン・ハルデンブルック夫人などによって守られ、その後長い年月をかけて繁殖を行い、その血統が受け継がれたまま個体数を増やすことに成功しました。

今でもその容姿はほとんど当時のままです。

 

個体数が回復したキースホンドは、その後イギリスやアメリカに渡って公認を受け、原産国オランダでは1933年にケンネルクラブにより犬種登録されました。

因みに、イギリスではキースホンドの毛色がオオカミに似ていることから、“ウルフ・スピッツ”と呼ばれていたこともあるようです。

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体の特徴

それでは、キースホンドの特徴についてみていきましょう。

 

キースホンドは、体高がメスは41~50cm、オスは44~55cm程度、体重がメスは16~23kg、オスは20~30kg程度で、中型犬に分類されています。

胴体は短くがっしりしており、小さな三角形の立ち耳、ふわふわと豊かな尻尾があります。

 

また、目の回りは眼鏡をかけているかのようにクリーム色の被毛に覆われており、眉から目尻にかけて黒色ラインが入っているのが特徴です。

 

被毛についてはダブルコートの長毛で、下毛は綿のようにふわふわの短毛、上毛は粗くまっすぐな長毛な毛質です。首周りにはたてがみのような飾り毛があり、全身豊富な毛に覆われることにより寒さから身を守ることができます。

毛色はウルフグレーのみが認められており、毛先は少し黒くなっています。

個体によってブラック感が強いもの、グレー感が強いもの、ブラックとグレーが混じっているものなどさまざまです。

キースホンド

 

寿命

キースホンドの寿命は、12~14年前後と言われております。

比較的長生きできる犬種であるでしょう。

 

性格

次に、キースホンドの性格についてですが、彼らは明るく社交的で優しい性格をしています。

家族に対して愛情深く、忠誠心も強いため家庭犬として飼育しやすい犬種です。

遊び好きでもあるので、しっかりとしつけを行えば知らない人や他種の動物とも仲良く接することができます。

 

しかし、警戒心が強い一面もあるので、時には全く知らない相手とは距離を置き神経質になってしまう場合もあります。

また、十分に家族とコミュニケーションをとれないなどでストレスを抱え込むと、無駄吠えが増えたり攻撃的になったりするので気をつけましょう。

 

キースホンドは昔番犬として活躍していたことを考えると、現代でも番犬に適しているかのように思いますが、室内で家族と一緒に過ごしていると警戒心はどうしても薄くなります。

温厚な性格であることも考慮すると、番犬としてはあまり期待しないほうが良いかもしれません。

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キースホンドの値段やブリーダーは?

もしキースホンドを飼ってみたいという方がいましたら、専門のブリーダーを探してみてください。

ただ、日本ではまだまだ馴染のない犬種であるため、ブリーダー自体が少ないです。

インターネット等を駆使して探し出し、早めにコンタクトをとり相談してみると良いでしょう。

ブリーダーを見つけても、すぐに入手できるとは限りません。

まずは相談をして、じっくり時期を待ちましょう。

 

ただし、ブリーダーから購入する際は、子犬の健康状態、遺伝子疾患がないか等を事前に確認することを忘れないでください。

あらかじめ犬舎を見学するなど、繁殖環境も問題がないか調べることも大切です。

 

子犬の価格については、ブリーダーの場合15~25万程度かかると言われています。

 

因みに、ペットショップでも大型店舗であればまれに販売されることもあるようです。

あまり期待はしないほうが良いですが、身近に大型ペットショップがある場合は一度相談してみてはいかがでしょうか。

 

キースホンドのブリーダー情報はこちら!https://www.dogoo.com/cgi/wssn/wssn_sdg.cgi?category=221kees

 

飼育にかかる費用

キースホンド

では、キースホンドを飼うにはどれくらいのお金がかかるのでしょうか?

参考までに目安例としては、

・ケージ、サークル...10,000~30,000円

・首輪、リード...3,000~5,000円

・トイレ用品...トレー6,000円+シート毎月6,000円

・滑り止めなどの床材...30,000~50,000円

・ケア用品(ブラシ、シャンプーなど)...5,000円

・餌、おやつ代...毎月10,000~20,000円

・狂犬病やフィラリアの予防接種など...毎年10,000~20,000円

といった費用がかかることが考えられます。

 

また、ケガや病気をしてしまった時や避妊手術を受ける際は、その時々で医療費もかかります。

長い目で見た費用面でも、よく考えたうえで飼うようにしてくださいね。

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しつけのポイント

まず、しつけについてですが、キースホンドは忠誠心が強く賢いため、しつけはしやすい犬種と言えます。

子犬の頃から毅然とした態度で接して主従関係を明確にし、良いこと悪いことをしっかりと教えていけば問題ないでしょう。

 

とはいえ、厳しく強い口調でしつけを行うと神経質で反抗的な性格になるので、基本的には褒めて伸ばすことを心がけていってください。

 

飼育する際の注意点

キースホンド

さて、無事キースホンドを家族に迎え入れた場合、どのような点に注意して飼育すればよいのでしょうか。

 

運動量

まずは運動量についてですが、キースホンドは活発な犬種なので毎日十分な運動量を必要とします。

散歩は1日2回、30分以上行い、ただ歩くだけではなく走りを取り入れると良いでしょう。

ボール遊びなどの遊びも取り入れると喜びます。

運動不足はストレスや肥満の原因となるので、家族と協力しながら毎日適度な運動をさせてください。

 

被毛のお手入れ

次に、被毛のお手入れについてですが、彼らはダブルコートの長毛であるためお手入れを怠ってはいけません。

週に3~4回はブラッシングをし、月1回はシャンプーをしてあげてください。

 

換毛期には非常に多くの毛が抜けます。

換毛期はできるだけ毎日ブラッシングをして抜け毛を除去し、被毛トラブルを防ぎましょう。

毛玉が出来てしまった場合はその都度丁寧にケアしてあげることも大切です。

 

暑さ対策

因みに、この分厚い被毛のためキースホンドは寒さには強い犬種ですが、逆に夏の暑さは苦手です。

夏場はエアコンの効いた快適な室内で過ごさせ、散歩も早朝や夕方に行うなど熱中症対策を怠らないようにしてくださいね。

 

キースホンドがかかりやすい病気

キースホンド

最後に、キースホンドがかかりやすい病気についてです。

いくつかありますので、順番にご説明していきます。

 

ファロー四徴症

まずは、ファロー四徴症が挙げられます。

ファロー四徴症とは先天性の病気で、生まれつき心臓に4つの病気を持っていることを指します。

その4つとは、肺動脈狭窄心室中隔欠損右心室肥大大動脈の右方移転です。

 

この病気は、右心室と左心室の壁に穴が空いていることが原因で右心室から大動脈へ静脈血が流れ込み、低酸素状態となりチアノーゼが起こります。

そのため、ファロー四徴症の個体は頻繁に呼吸困難貧血になります。

これらの症状の他に、運動したがらないよく咳をするといった行動が見られた場合には、すぐに動物病院を受診してください。

 

ファロー四徴症の場合、投薬や手術(重度の場合)を行うなど、病気と一生付き合っていくこととなります。

できるだけ早期に発見して、愛犬の負担を減らしてあげましょう。

 

股関節形成不全

さて、キースホンドは他にも股関節形成不全になる可能性があります。

股関節形成不全とは、太ももの骨と骨盤を結合させる股関節の形が異常である状態の病気です。

子犬の頃は目立った症状がなく、成長とともに異常が見られ病気に気づくことが多いです。

 

先天的な要因が7割を占める病気なので、ブリーダーから購入する際には親犬がこの病気にかかっていないかあらかじめ確認すると良いでしょう。

 

また、先天的でなくても滑りやすい床で生活するなど環境が悪いと発症することがあります。

室内で犬を飼育する際には、滑り止めの床材を敷くなどくれぐれも注意しましょう。

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てんかん

てんかんにも注意する必要があります。

てんかんは、急に体が震えだし発作を起こす病気です。

てんかんについても、遺伝性のものは原因不明なので予防方法がありません。

薬でコントロールする必要がありますので、発症したらすぐに動物病院を受診し、毎日の観察を怠らないようにしましょう。

 

皮膚病

アレルギー性皮膚炎などの皮膚病になりやすい犬種です。

長い毛を不潔にしたままにしておくと、皮膚病を起こしやすくなります。

皮膚疾患は日頃のお手入れ方法、飼育環境によって発症する恐れがあるので、常に被毛を清潔に保ち快適に生活できるよう配慮しましょう。

 

いずれにしても、愛犬に何らかの異変を感じた場合はすみやかに動物病院を受診しましょう。

愛犬が健康でいるためには、常日頃から環境を整え飼い犬を観察することが大切なのです。

 

まとめ

キースホンドはオランダ原産の中型犬で、体高50cm体重23kgほどの大きさになります。

明るく社交的で優しい性格をしており、あまり手がかからない飼育しやすい犬です。

 

ジャパンケンネルクラブにおけるキースホンドの登録数は、2015年の時点でわずか11頭。身近で見かけることはほぼないでしょう。

キースホンド自体が知られていないためでもありますが、やはりブリーダーの数が少ない以上日本での登録数が増えないのはやむを得ないことです。

 

しかし、キースホンドは温和で飼育しやすいだけでなく、ふわふわの被毛に覆われた外見がとても魅力的です。

手に入れるまでは苦労しそうですが、飼育する価値はあるかもしれませんね。

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