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オールドイングリッシュシープドッグは心優しい子守犬!性格や価格、ブリーダー情報は?

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全身ふわふわの長い毛に覆われて、まるでぬいぐるみのようなオールドイングリッシュシープドッグ。

彼らはイギリス原産の牧羊犬ですが、近年はショードッグとして活躍しており、家庭犬としてももちろん人気です。

日本でもその愛らしさが注目され、CMやドラマなどで登場する機会が増えてきています。

今回は、このオールドイングリッシュシープドッグの性格やしつけのポイント、価格やブリーダー、気になる病気について詳しくみていきましょう。

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オールドイングリッシュシープドッグってどんな犬?

オールドイングリッシュシープドッグ

出典:flickr

オールドイングリッシュシープドッグは冒頭で述べたとおりイギリス原産の犬ですが、その発祥については詳しいことが分かっていません。

ただ、彼らが生み出されたのは200年ほど前と言われており、名前に“オールド”とつきながらもその歴史は浅いようです。

 

オールドイングリッシュシープドッグは牧羊犬ですが、その役割は羊を追いかけ回すことではなく、背後について護衛することです。

そして、鉄道が発達する前の19世紀中期までは、家畜を長距離移動させる際の護衛犬としても用いられていました。

 

当時のイギリスでは、飼育する犬には税金がかかるものの、このような作業犬には税金がかからないとされていました。

飼育犬と作業犬の区別は断尾しているかどうかだったため、作業犬の証としてオールドイングリッシュシープドッグも断尾されるのが当たり前でした。

これにより、オールドイングリッシュシープドッグは“ボブテイル(短い尻尾)”という別名を持つこととなります。

今でも当時の名残で断尾が行わることが多いようです。

 

さて、そんなオールドイングリッシュシープドッグも、19世紀後期にアメリカに渡ると、新しい分野で活躍することとなります。

それはドッグショーです。それまで、イギリスでもドッグショーに参加していましたが、質が悪いものと見なされていました。

アメリカにおいては、20世紀初頭にはすっかりショードッグとして活躍するようになり、次第に家庭犬としても愛されるようになっていったのです。

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体の特徴

それでは、オールドイングリッシュシープドッグの特徴についてみていきましょう。

 

オールドイングリッシュシープドッグは、体高がメスは56cm前後、オスは61cm前後、体重がメスは25~36kg、オスは32~46kgと大きく、大型犬に分類されています。

 

体長と体高がほぼ同じであるスクエア型をしており、体は筋肉質でどっしりとしています。

脚は太く、側対歩と呼ばれる右前脚と右後ろ脚、左前脚と左後ろ脚が同時に出るクマのような歩き方をするのが特徴です。

 

尻尾は断尾される場合は当然短いですが、断尾しなければ長く垂れ下がっています。

また、耳は垂れ耳です。

オールドイングリッシュシープドッグ

出典:flickr

そして、彼らの一番の特徴は全身ふわふわの長い被毛です。

毛質は羊毛のように柔らかいダブルコートです。

上毛によって強い日差しや寒さから身を守ることができ、下毛には撥水性があります。

この特徴は、他種の犬には見られないオールドイングリッシュシープドッグ独特のものと言われています。

 

毛色については、胴体部分はグレーやグリズル、ブルー、頭部や下腹部、四肢はホワイトとなることが多いです。

 

寿命

オールドイングリッシュシープドッグの寿命は、10~12歳と言われています。

 

性格

次に、性格についてですが、オールドイングリッシュシープドッグは温厚で社交的です。

とても穏やかであるため、見知らぬ人や子どもにもフレンドリーに接することができ、他種の犬に対して攻撃性を見せることもないので多頭飼いができます。

アメリカでは、子どもの面倒をみる子守犬としても有名なほどです。

 

飼い主に対しても従順で物覚えもいいため、飼育しやすい犬種と言って良いでしょう。

ただ、稀に攻撃性を見せることもあるので、しつけはしっかりと行う必要があります。

大型犬で力も強いため、服従訓練は徹底して行い問題が起きないようにしましょう。

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オールドイングリッシュシープドッグの値段やブリーダーは?

日本ではまだまだ登録数は少ないオールドイングリッシュシープドッグですが、もし飼育したいという方がいるならばブリーダーを探しましょう。

ペットショップで販売されることはほとんどありません。

 

ブリーダーから購入する場合、子犬の価格は25~30万程度です。

少々高額なのは、繁殖頭数が少なく希少価値が高いためです。

 

購入する場合は、飼育環境が良くアフターケアもしっかりしているブリーダーを探しましょう。

購入前に一度犬舎を訪れて状況をチェックすることも大切です。

せっかく高いお金を出して購入するならば、より健康的な子犬を選びたいですね。

 

オールドイングリッシュシープドッグのブリーダー情報はこちら!https://www.dogoo.com/cgi/wssn/wssn_sdg.cgi?category=151olden

 

飼育にかかる費用

オールドイングリッシュシープドッグ

オールドイングリッシュシープドッグは大型犬なので、飼うための設備や餌代などの費用が他の犬に比べると高額になってしまいます。

具体的な費用例としては、

・ケージ...20,000~100,000円

・首輪、リード...3,000~5,000円

・トイレ用品...トレー10,000円+シート毎月6,000円

・滑り止めなどの床材...30,000~50,000円

・ケア用品(ブラシ、シャンプーなど)...5,000円

・トリミング代...1回6,000~10,000円

・餌、おやつ代...毎月15,000~30,000円

・狂犬病やフィラリアの予防接種など...毎年10,000~20,000円

といった費用がかかることが考えられます。

 

また、ケガや病気をしてしまった際も大型犬の医療費は高額になりがちですので、費用面でもよく考えたうえで飼うようにしてくださいね。

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しつけのポイント

オールドイングリッシュシープドッグは、しつけについては前述したとおり比較的手がかからない犬種です。

ただ、幼犬のうちから甘やかしてしまうと、当然言うことを聞かない場合が出てきます。

彼らは大型犬なので、成犬になってからは力で制御できなくなってしまう可能性があります。

そうならないためにも、幼犬のうちから服従訓練を徹底して行い主従関係を築き上げ、社会性も身につけさせておきましょう。

 

飼育する際の注意点

オールドイングリッシュシープドッグ

出典:flickr

ここで、オールドイングリッシュシープドッグを飼育する際の注意点についてご説明します。

 

運動不足と肥満に注意!

まず、運動についてですが、オールドイングリッシュシープドッグは少々太りやすい傾向にあります。

散歩は1日2回、1~2時間程度行うのが望ましいでしょう。

もちろん、ボール遊びをしたりドッグランに連れて行ったりしてたくさん運動させることも大切です。

可能であれば、家に広めの庭を確保してあげると良いでしょう。

 

いずれにしても、運動不足は肥満の原因になるだけでなくストレスにより問題行動が起きる可能性もあります。

大型犬の散歩は大変ですが、家族で協力しながら行ってください。

 

被毛のケア

次に、被毛のケアについてですが、彼らはふわふわとした長毛なのでしっかりとお手入れをする必要があります。

毛は絡まりやすく毛玉にもなりやすいため、ブラッシングは2日に1回は行い、定期的にシャンプーもしてあげましょう。

換毛期には抜け毛が多くなるので、さらにまめにお手入れすることとなるでしょう。

 

被毛のお手入れには時間がかかりますが、美しく健康的な被毛を保つためには非常に大切なことです。

愛犬とのスキンシップも兼ねて、楽しく行ってください。

 

オールドイングリッシュシープドッグがかかりやすい病気

オールドイングリッシュシープドッグ

そして、オールドイングリッシュシープドッグがかかりやすい病気についても触れておきます。

彼らは、遺伝的に心疾患や白内障、股関節形成不全などにかかりやすいと言われています。

1つずつ見ていきましょう。

 

心疾患

心疾患とは、具体的に拡張型心筋症、三尖弁閉鎖不全症などが挙げられます。

これらは、心臓がうまく収縮できなくなることで、正常に血液が全身に回らなくなる病気です。

 

初期段階は元気がなくなって、遊んだり運動することに興味を示さなくなります。

さらに進行していくと、食欲がなくなって体重が減少したり、呼吸困難を起こしたりします。

また、お腹に水が溜まることによって腹部の膨張も起こります。

幼犬のうちから発症することもあるので、動物病院での定期検査は必ず行いましょう。

 

目の病気

オールドイングリッシュシープドッグは先天的に、白内障緑内障などの目の病気にかかりやすいと言われています。

いずれも放っておくと失明してしまう病気です。

特に、緑内障は緊急性があるので、

・目が赤い、目全体が膨らんできた、目が濁って見える、物によくぶつかる

といった症状を発見した場合は、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。

 

皮膚疾患

彼らはまた、皮膚疾患にもかかりやすいです。

長毛種なうえ毛量が多く通気性が悪いので、日頃のお手入れを怠ると炎症を起こしてしまうのです。

特に高温多湿な夏場は注意しましょう。

 

一度皮膚病を発症すると治療が長引くことが多いので、少しでも

・皮膚のべたつき、皮膚からの異臭、脱毛、かゆみ、大量の鱗屑やフケ、皮膚を過剰に掻き毟る

といった異常がみられたら、すぐに動物病院で診てもらうようにしてください。

 

外耳炎

垂れ耳であるため、外耳炎にもなりやすいです。

もし、

・耳が赤く腫れている、異臭がする、ベタベタした耳垢が多い

ようなことがあれば、早めに動物病院へ行きましょう。

被毛だけでなく耳掃除も定期的に行い、少しでも痒がるしぐさをみせたらすぐに動物病院を受診してください。

 

股関節形成不全

そして、大型犬に多いのが、股関節形成不全という病気です。

股関節形成不全とは、太ももの骨と骨盤を結合させる股関節の形が異常である状態です。

子犬の頃は目立った症状がなく、成長とともに異常が見られ病気に気づくことが多いようです。

 

股関節形成不全になると、

・後ろ足をうまく折たためない、スキップやウサギ跳びのような動き、歩行時に腰が左右に揺れる

といった症状が見られます。

 

先天的な要因が7割を占める病気なので、ブリーダーから購入する際には親犬がこの病気にかかっていないかあらかじめ確認すると良いでしょう。

 

また、先天的なものが要因でなくても、室内犬はフローリングで滑るなどして脚を痛めることが多いです。

カーペットを敷いたり滑り止めを塗ったりして、脚の負担を減らしましょう。

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胃捻転

これらの他に、胃捻転にも注意する必要があります。

胃捻転とは、何らかの原因で胃が捻れてしまう病気で、症状が現れたらすぐに処置をしなければならないほど緊急性の高いもので、死亡率および再発率が高い命に関わる病気です。

 

胃捻転の原因には、

・早食い、ドカ食い、食後すぐの運動、ストレス、加齢

などが挙げられます。

 

大型犬は深い胸を持っているため、胃の中のガスを吐きだすことが難しいため、特に発症しやすいと言われています。

食後しばらくしたら、

・お腹が膨れてきた、何度も吐こうとする、落ち着きがない、大量によだれを垂らす、腹痛

といった症状がみられた場合は、一刻も早く動物病院へ行きましょう。

 

胃捻転を防ぐためには、食後すぐの運動は避け、早食いや水のがぶ飲みをさせないといった対策をしていきましょう。

 

甲状腺機能低下症

最後に、甲状腺機能低下症に注意する必要もあるでしょう。

甲状腺機能低下症とは、喉にある甲状腺機能が低下してしまい、正常に甲状腺ホルモンが分泌されなくなる病気です。

 

甲状腺機能低下症はゆっくりと進行していく病気なので、毎日観察を怠らず、

・元気がなくなってきた、左右対称性の脱毛ができた、尾の毛が抜ける、皮膚の乾燥、体重の増加、寒さに弱くなる

といった異変をすぐに察知することが大切です。

日頃から愛犬の健康に気を配り、防げる病気はできるだけ防いでいってください。

 

まとめ

オールドイングリッシュシープドッグはイギリス原産の大型犬で、体高58cm体重35kgほどの大きさになります。

温厚で社交的な性格であるため、他の犬や子どもにもフレンドリーに接することができ、アメリカでは子守が出来る犬としても有名なほどです。

 

オールドイングリッシュシープドッグは大型犬であるためどっしり構えた威圧感はありますが、優しく温厚な性格を知れば思わず抱きつきたくなりますね。

ぬいぐるみのような大きな犬を飼ったらきっと周囲の注目を浴びることとなるでしょう。

 

しかし、飼育するからには彼らが安心して暮らせる環境を整える必要があります。

彼らには現代の日本家屋では少々狭すぎる印象も受けますが、毎日の散歩を十分に行うなど配慮すれば飼育することは可能だと思います。

ただ、大型犬であるため当然ドッグフードや薬等、あらゆるものにお金がかかります。

興味がある方は、金銭的余裕があるかどうかも含めて是非じっくり検討してみてください。

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